幸せの青い鳥のモデルって?

幸せの青い鳥のモデルって? 実は身近にいるあの鳥かも!

「幸せの青い鳥」を探し求める物語として、世界中で愛されている童話『青い鳥』。誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? この物語に登場する青い鳥は、幸せの象徴として描かれています。

では、この青い鳥には、実在するモデルがいるのでしょうか?

今回は、「幸せの青い鳥」のモデル候補となる鳥たちをご紹介しながら、その謎に迫ります。

「幸せの青い鳥」ってどんなお話?

ベルギーの劇作家モーリス・メーテルリンクによって書かれた童話『青い鳥』は、貧しい木こりの兄妹チルチルとミチルが、クリスマスイブの夜に妖精に導かれ、「幸せの青い鳥」を探す旅に出る物語です。二人は、記憶の国や未来の国など、様々な世界を旅する中で、様々な出会いと別れを経験します。最終的に、二人は「幸せの青い鳥」は家の鳥かごの中にいたことに気づき、本当の幸せは身近にあるということに気づかされます。

「幸せの青い鳥」は、単なる鳥ではなく、 本当の幸せや心の平和 を象徴しています。多くの人が追い求める「幸せ」とは、実は特別なものではなく、日常の中に隠されているのかもしれません。

幸せの青い鳥のモデルは〇〇?!

「幸せの青い鳥」のモデルとして、いくつかの鳥が候補に挙げられています。

その中でも、特に有力な候補は以下の3種類です。

候補1:ルリビタキ

ルリビタキは、スズメ目ヒタキ科の鳥で、オスは鮮やかな青い羽根を持つ美しい鳥です。日本では冬鳥として渡来し、山地や森林などで見られます。その美しい青色は、まさに「幸せの青い鳥」を彷彿とさせます。ルリビタキは警戒心が強く、なかなか姿を現さないため、「幸せの青い鳥」のように、見つけるのが難しい鳥でもあります。

候補2:オオルリ

オオルリもまた、スズメ目ヒタキ科の鳥で、オスは瑠璃色の美しい羽根を持っています。日本では夏鳥として渡来し、山地の渓流沿いや森林などで見られます。そのさえずりは美しく、「日本の三鳴鳥」の一つに数えられています。オオルリは、その美しさと希少性から、「幸せの青い鳥」のモデルとして有力視されています。

候補3:コルリ

コルリは、スズメ目ヒタキ科の鳥で、オスは瑠璃色と黒色のコントラストが美しい鳥です。日本では夏鳥として渡来し、亜高山帯の針葉樹林などで見られます。コルリは、その名の通り、瑠璃色の羽根が特徴で、「幸せの青い鳥」のイメージにぴったりです。しかし、コルリは警戒心が非常に強く、人前に姿を現すことは稀です。

青い鳥は実在する? 幸せの青い鳥を見つけよう!

これらの青い鳥たちは、実際に日本で見ることができます。バードウォッチングに出かけて、実際に「幸せの青い鳥」を探してみるのも良いかもしれません。青い鳥が見られる時期や場所は、種類によって異なります。ルリビタキは冬、オオルリとコルリは夏に、それぞれ山地や森林で観察することができます。

バードウォッチングは、自然と触れ合いながら、美しい鳥たちを観察できる趣味です。双眼鏡や図鑑を準備して、鳥たちの鳴き声や行動に注目してみましょう。運が良ければ、「幸せの青い鳥」に出会えるかもしれません。

まとめ:幸せの青い鳥は、実は身近にいる?!

「幸せの青い鳥」のモデルは、ルリビタキ、オオルリ、コルリなど、美しい青い羽根を持つ鳥たちが考えられます。これらの鳥たちは、実際に日本に生息しており、私たちにとって身近な存在です。

童話『青い鳥』が教えてくれるように、本当の幸せは、特別なものではなく、日常の中に隠されているのかもしれません。

青い鳥を探し求めるように、日々の生活の中で小さな幸せを見つけていくことが、本当の幸せに繋がるのではないでしょうか。